娘の成長と私

大分間があいてしまいました。
前回が6週間健診で、8月だったのがもう10月。娘もあと1週間で満3ヶ月。毎回ミルクをしっかりと飲んで、元気に丸々と成長中。
先月のことになるけれど、記録しておこうと思います。


生後6週間くらいから笑顔を見せるものだと本やネットや周りの人達から聞いていたものの、娘は全く笑顔を見せず、いつも機嫌の悪い顔ばかりだったが、9月1日、ついに私に向かってはっきりとした笑顔を見せてくれた。8週目だった。嬉しかった。
今では機嫌が良い時に笑顔を見せてくれるが、特に朝は機嫌が良く、満面の笑みだ。


娘が笑ってくれたのと同じ頃に、心から“可愛い”と思う様になった。それまでも可愛いと思う気持ちはあっても、どちらかというと、突然やって来たペットを大切に世話しているような感覚だった。または他人の子を育てている感覚で、毋子の感情的な絆が無い、と感じていた。
実際に産んだお母さんでもすぐに絆は感じない、という話も何度も聞いていたので、あまり心配はしていなかったが、産みの母にそっくりな娘を見る度に、彼女の子だな〜と思ってしまうし、『泣く』『寝る』『不機嫌顔』のみでこちらへの反応が全く無く、特に不機嫌顔ばかりされると、「私がお母さんじゃないから?」と不安になったり。
それでも毎日頑張って世話をし続けることおよそ2ヶ月。ある晩ミルクを欲しがって私を見つめる顔を見た瞬間、「まあ、なんて可愛いんだろう。」と、衝撃が走ったのを覚えている。それ以降、“可愛い”の次元が変わった気がする。

今でも「産みの母にそっくりだわ。」と思うが、自分の娘なんだという感覚が強くなった。どんなお母さんも同じように思うのだろうけれど、“ウチの子が一番可愛い”と思う私。


産みの母との面会の間が大分空いたのも、私の中での感情の変化に影響を与えた理由かもしれない。
色々難関はあったけれど、私たちを選んでくれて、こんな可愛い子を産んでくれた産みの母への感謝の気持ちが、時間と共に静かに、より強く私たち夫婦の中に根付きつつある。面会の頻度が減ったら逆にそう思う気持ちが強くなった。日頃あまり意識しないけれど、確実に強く私たちを支えている基礎のような、そんな存在。彼女無しでは、今の私たち家族はあり得ないのだ。


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