産みの母との面会

娘が産まれて3週間経った。

産まれた時、我が家に来た時、そして3週間後の現在で顔つきも大分変わってきた。
そして、この3週間で私たちの暮らしぶりも変わった。

育て始めた最初の2週間弱は、日増しに募って行く疲労がピークになる度、こんなに疲れてもうダメ! 私には無理!と体力的な限界を感じ、精神的に弱気になってしまうこともあったけれど、ちょっと休んで気分が良くなると、再び楽しみながら世話が出来る、という繰り返しだった。
3週間目に入り、随分と体が慣れた来て限界を感じることも無くなった。
自分で産んで母乳で育てるお母さんは、昼も夜もなく起きてミルクを与えなければならないので、夜の半分は眠っていられる私は非常に恵まれていると思う。



昨日は、産みの母と赤ちゃんとの面会日だった。先週、正式に両親となって初の面会から2度目。魔の10日に入ってからすぐの特別面会から会わせてこれで3度目。
前回の緊張した面会から1週間経ち、彼女がどんな状態なのかと心配していたけれど、産みの母の機嫌は非常に良かった。

午後1時から、2時間程の面会時間で、過去の2度は赤ちゃんと産みの母二人きりにしてあげ、毋はいつも涙を流していたのに、今回は私たちとソーシャルワーカーの同席にも同意、2時間赤ちゃんを抱き続けた産みの毋は、口数も多くとても嬉しそうだった。
娘が1週間で随分と大きくなったと驚く産みの母は、先週末に掘ったばかりだという、私が付けた娘の漢字名のタトゥーを見せてくれた。子猫を飼いだしたことも、出産前に、そうしたいと言っていたことを1つ1つ実行しているようだった。
赤ちゃん変換騒動の元になった産みの父親と、またしても別れたような様子で、逆にこれから先のことを語るなど、1週間前とは打って変わって前向きになっていた。いつも彼と別れた後の方が、彼女の精神状態は良い。
私は、これまでの1週間で撮った写真を2枚彼女のためにプリントして持って行った。


次回の面会は、1週間後。
1週間おきの面会は多いと思うが、この努力が将来の私たちと産みの毋との関係、産みの母と娘の関係のために役に立つのならば、彼女の気が済むようにして行きたい。
娘のためにも、産んだ毋との関係は良いものでありたい。


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