赤ちゃんの性別

私たちにとって初めて、産みの母にとっては妊娠中3度目の超音波検査。
胎児の健康状態や出産の時期、子宮の収縮の原因などがもう少し詳しく分かる、妊娠期間(今後問題がなければ)多分最後の超音波検査。この検査で、赤ちゃんの性別も100%分かる事になっていた。

検査の結果は後にドクターから知らされるとのことだが、週明け2日経っても特別連絡が無いところをみると、問題はなかったのだろう。


規則で妊婦ともう一人しか検査室には入れないのだが、産みの母が養父母だから2人共室内に居れて欲しいと頼むと、特別なケースだからと夫も私も検査室へ入れてもらえた。

モニターからはっきりと見える赤ちゃんの顔の輪郭。
指をしゃぶったり、口を開けたり閉じたり。
細かい顔立ちまでは分からないけれど、お母さんのお腹の中ですくすくと育つ命に、なんとも言えない感動を覚えた。
そして、最初からずっとそんな気がしていた通り、性別はやはり女の子だった。

胎児の画像の入ったCDは産みの母に渡されたが、その場で毋はすぐに私たちにCDを譲ってくれた。プリントしたものをくれれば良いから、と。


後で、超音波で成長した胎児の動く様子を見ても気持ちはまだ変わらないのか、と尋ねると、変わらないと言ってくれた。
元気を取り戻した産みの母は食欲も増していた。
産みの母の精神状態が良くなって、またあの笑顔を見る事が出来て本当に良かった。このまま出産まで、彼女が良い状態を保ってくれますように。
暴力事件の後に増えていたタバコも、精神状態が良くなってからはまた減らしているようで、超音波検査の日は、朝からも一本も吸っていないと嬉しそうに話してくれた。

今週で妊娠36周目。
出産の日まであと4週間。

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