3度目の定期検診

定期検診同行3度目。

一日前に子宮の収縮が激しくなり、病院へ行った産みの母。
収縮は多分ストレスのせいだろうと思ったけれど、この日は通常の定期検診の前に別の病院でお腹の中の赤ちゃんの心拍数と子宮の収縮状態を30分程モニターでチェック。

心拍数が定期的に落ちる、という事以外に特に問題も無いようなので、その後定期検診へ。心拍数の低下に関しては、翌日に超音波検査で詳しく調べる事になった。


定期健診では、母親の健康状態と体重測定、腹部測定ともに、全て良好。子宮の収縮も、想像通りストレスが大分影響しているとのこと。出来る限りリラックスして過ごすくらいしか、対処法は無いようだ。
今すぐ産まれてしまうというような状態ではないけれど、小刻みに続く軽い収縮もあるし、予定日よりも早く産まれる可能性はあるらしい。

現在35週を回ったところなので、まだ産まれるのはちょっと早い。37週前に産まれてしまうと、未熟児とのことだけれど、彼女の子は体重が既に2500gを越えているため、早く産まれてしまっても命や成長に問題があるわけではなく、未熟児というよりは、早産児になるのだろう。
でも、出来ればあと2週間はお腹の中で頑張ってもらいたいところ...。



先週酷く落ち込んでいた産みの母に、どう接したら良いのか正直少々緊張していた。だが、人から可哀想と思われる事、同情される事を酷く嫌がっていると、ソーシャルワーカーから聞いたので、ある程度気遣いながらも普段通りに接することに決めていた。
『お早う』と普通に声をかけ、どう反応が返って来るのかちょっと心配だったけれど、赤ちゃんの話やその他の雑談をしているうちに、徐々に打ち解けてくれて、ランチを一緒に食べに行ったりして、最後にはまたあの魅力的な笑顔を見る事ができた。

あれ以来赤ちゃんの父親とは殆ど顔を合わす事がなく、寂しいながらも精神的には安定した一週間を送っていたようだ。

口数少なくなってしまった産みの母の事を、エイジェンシーのソーシャルワーカーも心配していたけれど、この日、朝から午後までと、これまでで最も長い時間を産みの母と過ごしたせいか、私たちの方に先に心を開いてくれたような気がして、それもなんだか嬉しかった。



次はいよいよ彼女にとって3度目、そして私たちにとって初めての超音波検査。
この検査で、性別が100%確認出来ることになっている。
私も産みの母もお腹の赤ちゃんは女の子だと思っている。
どうしてだか分からないけれど、最初にマッチングの話が来た時から、性別を聞く前から、何故かずっと私たちには”娘”が出来るという気がして仕方がないのだ。



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