初買い物

新生児用チャイルドシート付きのベビーカーを買った。
買い物第一号だ。

産みの親が喫煙者で早産の可能性も高そうなので、一足先に用意しておこうということになったわけだが、早過ぎたかな?と思う反面、急遽慌てて購入よりも、まずじっくりと商品を検討(機能性や重量、チャイルドシートとベビーカーを別に買うか等々)して購入したかったし、もう少し近くなってから買おうとしたら目を付けていた商品の在庫が無くて注文待ち(2週間)、ということもあるので、店に在庫があるうちに買っておくことにした。
店は3軒程見て回ったが、万が一縁組が最後の最後で上手く行かなかった時のため、返却可能期間の出来る限り長い店で買った。返却の事を考え、商品が壊れていないか確認する意外、箱からは出さないので、今大きな箱が部屋の中にど〜んと存在感を放っている。


友達の出産祝いで赤ちゃん用品を買いに行った事は何度かあるけれど、自分たちのために購入するのは当然生まれて初めて。
気にしていなかったけれど、店に入ってすぐに気がついた、この店の客として私に欠けているもの。それは大きなお腹。さすがにお店の中には出産の近そうなお腹の大きな若い妊婦のお客さんが殆ど。その中で、身軽にやって来てチャイルドシートやベビーカーのみならず、あらゆる新生児用品を物色する私。初めての赤ちゃん用品の買い物だし、妊婦ではないし、もう40も半ばな私。なんだかとても奇妙な感じで、自分の赤ちゃん用の買い物をしているという実感が沸かないし、赤ちゃん用品の店と自分がフィットしていなくて、なにやら場違いな気がしてしまう。しかも、友達への出産プレゼントにしては高額過ぎる買い物だし、お店の人は、私の“孫”へのプレゼントとでも思ってるのでは?と、余計な妄想まで。


喜びと不安が交互に訪れ、しかも親になるという実感が沸かない中、とりあえず最も気になっていた必需品の1つを購入し、家族が1人増える日が1歩近づいたようには感じる。
このチャイルドシートを私たちの車に取り付け、ベビーカーを押して歩く日が本当に来るなんて。
嬉しさと同時に、40半ばにして初めての子育てに不安もいっぱい。でも、先日買った本を読みつつ、コレからも徐々に赤ちゃんを迎える準備を整えて行こう。本当に親になったのだと実感するのは、実際に赤ちゃんを家に迎えた日からだろう。



明日は、初めて定期健診へ同行する。


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