ファイルのアップデート

エージェンシーにて、ソーシャルワーカーとの面談。

1時間くらいと言われていた面談は、40分くらいで終了。
待ちリスト入りから、昨日で丁度1年。1年経ったので、身のまわりや心境に変化が無いかどうかの確認、収入や家のローン、健康状態のアップデート、更には、希望する子供への条件に変わりがないかどうかなど。
少し緊張していったけれど、とっても気さくで、話をしているうちにこちらも明るい気分になれるような人だった。終わった後は妙にすっきりし、昨年のマッチングを断った事や、自分たちの年齢のことなども、何も心配する事は無いんだ!と改めて思うことが出来た。


今日のソーシャルワーカーも、子供二人を養子縁組している。
私たちが、一度『ノー』と断ってしまったことを少なからず後悔する気持ちもある、と話すと、彼女は3度『ノー』と断ったと言う。何回マッチングをしても、自分にとって正しいと思えない縁であれば、正直に『ノー』と言った方が良いと言われた。その方が、本当にその子を家族に迎えたいと思う家族との縁を切ることになるし、子供や産みの親にとっても育てる自分たちにとっても、正直な気持ちに従って決めるべきであると言われた。そして、正直な気持ちで決断してくれて感謝している、と逆にありがたがられてしまった。


年齢については、もう遅いと決めるのは私たちで、例え退職後であろうと、『止める』と言わない限りは引き続き紹介していくという。
時には、数多くある養父母候補者の中から、年齢を重要視する産みの親もいるが、大抵の産みの親は年齢よりも、自分たちの求める他の条件により当てはまる夫婦を選ぶらしい。


現在、人種の異なる養父母を第一条件に探している若いカップルが居るという。
赤ちゃんは生まれたばかりで、母親と父親の人種が違うため、子供の両親にも異人種間の夫婦を望んでいるらしい。
それで、私たちが選ばれる可能性もあるという。しかし、父親が今日ファイルを見に来る予定だと言っていたけれど、今日連絡がないということは、多分私たちは選ばれなかったのだろう。
少しがっかりしたが、今年に入って子供を養子に出したいという産みの親の数が停滞していたのに、ここ最近はまた増えて忙しくなって来たそうだ。なので、今後は出来る限りいつどこにいても連絡が取れるようにしておいて欲しい、と言われた。


急に活気づく。
さて、今年もあと3ヶ月を切ったが、果たして今年中に再びマッチングの電話は鳴るだろうか?


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ にほんブログ村 家族ブログ 養子縁組へ  人気ブログランキングへ