私たちのファイル

先週末、夫と二人でエイジェンシーまで出かけてみた。
今年1月の終わり頃に一度尋ねて、年齢の変更がされているか確認に出向いて以来だ。あの時は私だけだったけれど、今度は都合もあり夫と二人で行ってみた。
ただ待つしか無いとは分かっていながら、周期的に『私たちのファイルは果たしてアクティブなんだろうか?』という疑問が沸く。


受付の女性は、前回と同じ人だった。
コンピュータ内のデータは、子供の年齢が希望通りに下げられていたが、ファイルの書類では2歳までとなったままだ。最初に1歳半と出したのに、なぜか2歳となっている。どおりで最初のマッチングの子の年齢が1歳半ぎりぎりと高かったわけだ。そして2歳くらいまでに上げておくと、やはりあまり待たなくて済むのだろう。

書類上の変更がなされていないことに関して、ソーシャルワーカーは書類ではなくコンピュータ上のデータを元に紹介していくので、このままで大丈夫とのことだった。


エイジェンシーでは、偶然に私たちの最初のマッチングでお世話になったソーシャルワーカーに会った。その後どうしているのか?と聞かれ、夫が、まだ時折思い出しては重たい気持ちになることがある、と答えた。その後あの毋子はどうなったのか? ちゃんと上手くいったのか?と尋ねると、多分一度断った我々にはもう関係ないので詳しく話してはいけないのだろう、微笑みながら『全て上手くいってる』という答えだった。本当のところは分からないが、上手くいったのなら、本当に良かったと思う。


結局前回同様に私たちのファイルはアクティブなので、心配しないで良いと言われた。
周期的に疑うのは自然なことなので、いつでも電話するように、とも。
そして、最後にこれまで何度産みの親に紹介されたのかと尋ねると、11月以降3回紹介しているということだった。2月に1回のペースだ。3回紹介して1回は選んでもらえたのだから、悪くはないのかもしれない。
ただ、最近マッチングのペースがとてもスローになっていると言われた。養子縁組希望夫婦の数が増えたのか、養子に出そうとする親の数が減ったのかは分からないが、国内養子縁組の待ち時間も、年々少しずつ長くなっているようだ。


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