夢、そして不安定な私

夕べ久しぶりに養子縁組の夢を見た。

今度の産みの毋は白人のカナダ人で女の子を妊娠、7ヶ月目だった。
面談したところで目が覚めたため、結局どうなったのかは分からないままだ。


昨年の面談から早くも3ヶ月が過ぎた。
ここ最近私も夫も、もしかするとあれが最初で最後のチャンスだったのではないか?という思いが強くなりつつある。あの時には決して後悔のない選択をしたつもりだったが、先が見えないため、どうしても後悔めいた気持ちが芽生えてしまう。

夢は夢。
平均18ヶ月の待ち期間と言われているうちの、たったひと月半で来た話を断り、それでもまだ4ヶ月半しか待っていないのだ。ネガティブになるのはまだ早い、と自分にに言い聞かせる毎日。



子供を迎える日を夢に見つつも、実は最近私の精神状態が不安定である。
自律神経のバランスを崩しているのと、若干の抑鬱感と不安感に悩まされている。冬が寒くて長過ぎるから、生理中だからなど理由はありそうだけれど、だいたいこのブログに訪れる回数が極端に減った頃から微妙に不安定になった。でも、実際により状態が悪くなったのは、2月の後半。きっかけは実にたわいないことだったけれど、暫くパニックの発作が出たりと、15年前のフラッシュバックに悩まされていた。ここ最近は調子の良い日とあまり良く無い日の波になっている。

本当はとても不安だ。
本当に、こんな状態で私は養子を迎えて良いのか?
やはり子供は諦めるべきではないのか? 私には無理なのでは? 家族を作る最後のチャンスを諦めたくないという思いは同じだけれど、最近自分の状態が不安定だから、とても葛藤している。
一年前に養子縁組を決心し、待ちリストに向けて頑張っていた時には、本当にこの上なく前向きで、未来への希望と幸福感に満ちていたのに、あの時の気分とは大分異なってしまった。


かつて私はもっと楽天的でポジティブだった。年を重ねるともっと図々しく太くなっていくのかと思っていたけれど、逆に神経質で気弱になっている気がする。
私の不安と憂鬱は、40を越えた時に子供の居ない家庭の寂しさに気がついた時から始まっている。子供が居ないことが原因だと分かっていながら、自分の弱さに子育てへの自信を失いかけている。
このどんよりとした重い空気を背負った状態から、早く脱却したい。
また1年前のように、夏や秋のように、時折落ち込むことはあっても、気分は上々と言える自分を取り戻したい。



現在、睡眠も食事もきっちりと取り、それでもダメな時には精神安定剤のお世話になりつつ、運動、ヨガ、瞑想や複式呼吸、散歩、今やるべき事に心を集中させるなど、良さそうなことは何でも挑戦しつつ、自分自身の精神状態の悪さと闘っています。
春になったら、気分も向上してくれるのでは、と信じて。

今でも訪問いただいている皆さん、本当にありがとうございます。

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