喜びと不安

今日は土曜日。マッチングの最初の連絡があってから4日目になる。
面談の日取りも決めたのに、なんだか未だに信じられないでいる。
もし、今回の話が上手く進んだ場合、もしかするとこの週末が夫婦二人だけの生活での最後の週末になるのかもしれない、と思うとそれもまた信じられない。

今朝ショッピングモールへ出かけたら、いつもよりも買い物客で賑わっていた。もうクリスマスのシーズンだ。
去年のクリスマスもいつも通り夫婦二人で寂しく迎えた。年を取るにつれ、二人だけのクリスマスがしみじみと寂しく感じるようになった。そして今年のクリスマスも当然、まだ夫婦二人だろうと思っていた。それが、そうではなくなる可能性があるなんて。


しかし嬉しさで胸が踊る一方、不安もかなり強い。子供の健康や発達に関する心配はもちろんだけれど、より基本的なこと。1歳半になる子をいったいどうやって育てるのか?
はっきりいって知識がゼロ。子育てに関しては、これまた待っている間に時間はたっぷりあるだろうからと、まだ何も勉強していないし準備もして来なかった。何歳の子と出会うのか分からないので難しいと言えば難しいが、ぼちぼち本でも借りて来て読むかな、と思っていたころだった。
1年半もお母さんと暮らして来たのに、急にお母さんが居なくなってもの凄く怖いだろうし、環境が変わったことのストレスなど、最初の数ヶ月は相当覚悟しておいた方が良いと、既に義理の家族から言われている。


本音を言えば、殆どの夫婦同様生まれたての赤ちゃんを望んでいた。または少なくとも6ヶ月未満で。
子供に慣れていない上に初めての子育てで、いきなり1歳半は私には難しすぎるのでないか?という不安。でも同時に大丈夫、なんとかなるよと思う気持ち。そして、あのときかなり迷ったけれど、やっぱり希望書にはせめて1歳までと書けば良かったという密かな後悔。でもそんなほんの少しの決断の違いが、運命の出会い繋がるのかもしれない。喜びと強い不安で胸がいっぱい。今度の火曜日に産みの母とその子に会うまでは結果はまだ分からないのに、つい先走って色々と考えてしまう。


確定していないので、結局まだ何も準備はしていないのだけれど、とりあえず、名前だけはそんなにすぐに決められないからと、今日は男の子の名前調べて午後は殆ど終わってしまった。
普通だったら妊娠期間中にゆっくりと決められる名前だけれど、こんな短時間で決めなければならないとは、なんとも厳しい。既に定着していそうなその子の名前は悪く無いのだけれど、発音が私にとって難しいのと、やはり自分の息子となる子の名前は自分で名付けたいという強いこだわりがあるのだ。



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