最後の一歩が届かない

養子縁組をすることに決めて、申し込みを終えて以来、焦る気持ちと戦いながら忍耐強くやってきた。
母になることを想像すると、自分の光のない将来に明るい希望が見えて来た気がして嬉しくて、なかなか進まないプロセスにイライラしながらもようやく後一歩で待ちリスト、というところまで来た。
5ヶ月かかった。


しかしここへ来て、待ちリストへの最後の一歩である、ホームスタディの報告書の内容確認のための連絡が滞ったままになっている。
ソーシャルワーカーの電話にメッセージを残したけれど、返事は無く、エージェンシーに問い合わせると、書類の行方ははっきり分からないから、ソーシャルワーカーに問い合わせろと言う。私たちの市のエージェンシーでなく、別の市にある支店に送られたのかもしれないから、と。

私たちの報告書は書き終わったのが、その後書類が何処へいったのか、はっきり分からない状態のまま、既に予定されていた連絡の来るはずの日から2週間が過ぎた。


今週末は連休なので、こちらから連絡するのは火曜日まで待たなければならない。
火曜日、または来週中にはプロセスがその後どうなっているのか分かることを祈る。

1つ1つのプロセスの待ち時間がとても無意味に思える。
本当はそんなに待つ必要がないのに、単に相手の仕事ぶりが遅かったり、忘れられている為に無駄に待たされているように思う。
なぜ、そんなに時間がかかるのか? そんなに忙しいのか?
働く人が足りないのか?
本当に報告書は仕上がっているのか、仕上がっているとしたら今その報告書は誰の手元にあるんだろう?

もうちょっとなのに、どうしても届かない。


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