ホーム・スタディ(家庭訪問) 第2回目

昨日はホーム・スタディの第2回目だった。

今回は、夫と別々に面接の予定だったが、予定を変更して夫と私、二人の家族についての質問がほとんどだった。
私たちの子供時代について、学歴、職歴、二人の出会い、お互いの家族一人一人の学歴職歴、現在はどうしているのか、健康状態、家族との関係など。申請時に提出した質問回答書の内容をもっと細かく聞き込むという感じだ。
極めてカジュアルに雑談風に進めていってくれるので、こちらもリラックスしていろいろと話したくなってしまう。
予想通り、私の自律神経失調症についてはしっかりと質問されたが、過去の原因、治療、現在の状態など包み隠さず話しておいた。


ソーシャル・ワーカーは始終機嫌良く、通常の仕事で病の人達を相手にしているため精神的にキツいのだけれど、この養子縁組のホーム・スタディは、その代わりに趣味のような感じで、楽しくて仕方がないのだそうだ。
私たちが申請書の中に記入した内容、質問に対する答え方、態度が文句無く良いので、問題もなくスムーズに報告書をまとめる事が出来るだろう、とのこと。
私は、ちょっと関係ない事まで話し過ぎ?と思ったりもしたけれど、逆に質問しても、1、2言くらいしか答えが返って来ないと、人柄も分かり難く報告書もまとめづらいので、余計なくらい話してくれた方が良いと言われてしまった。
そして2時間と言いつつ、前回もそうだったが、昨日もスムーズに進んで1時間半で終了した。


今回は宿題もあって、どんな子供を希望し、どんな子供は希望しないかにチェックを入れる紙一枚。これも申請時に提出したものと似ているが、もっと具体的に細かくチェックするようになっている。
性別、年齢、人種の欄を筆頭に、新生児や子供に起こる病気などのリスクの数々、そして産みの母と父親双方のコンディション、最後に産みの親とのコンタクトにまつわる項目など。起こりえる病気チェック項目は、最悪の状態を想定してネガティブなものばかりだけれど、養父母が望まない子供を縁組してしまわないようにするために非常に大切なものである。
そしてこの一枚の紙が、我々が唯一出す事の出来る希望でもある。
夫ともう一度しっかり相談し、特に病気や障害の欄に関しては真剣に考えて決める必要がありそうだ。


次回のホーム・スタディは、ソーシャルワーカーが報告書の作成を同時に進めていくというので、作成期間を1週間をあけて、来週の火曜日になった。

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