養子縁組正式申し込み

制作開始からおよそ10日、ついに産みの親への手紙とアルバムが完成した。手間取ったが、時間をかけて納得のいくものを作ろうと思った為、ほぼ満足出来る仕上がり。
そして今日、正式に国内養子縁組申込みも済ませて来た。


実は結婚証明書等のコピーを実物であると証明してくれるエイジェンシー専属の公証人が育児休暇をとっているため、隣町から代理人がひと月に1回だけ出張して来ていて、それがたまたま昨日と今日だった。
このことが分かったのが昨日の昼頃で、それも夫が突然『エージェンシーに電話してみる』と、いつもはメールで済ませている用件を電話したために偶然に発覚。このことが分かった時点で、どうせ公証のお願いに行くなら申し込みも同時に済ませたい、ということで残りの書類も一気に仕上げた。
昨日もし夫が電話していなかったら、申込書の提出は来週を考えていたのだが、代理人は来月まで来なくて、公証人は更にお金を払って別に頼まなければならなかった。時間もかかっていたかもしれない。
何か偶然というには出来過ぎている、運命のようなものを感じる。


提出書類は、(契約書、質問書等を含む)申込書一式、無犯罪証明書、健康診断報告書、(公証してもらった)結婚証明書、出生証明書、パスポート、移民カード、夫のカナダ市民カードのコピー、産みの母への手紙とアルバム。
申し込み費用は国際養子縁組のおよそ倍の850ドル。


次は州政府公認のチルドレン・アンド・ユース・サービスによるインターベンション・チェック(この夫婦が養子を迎えるのに適しているかどうか、書類を観て判断され、政府の許可をもらう)。それから私たちが指名してある3人の参考人からの推薦書を書いてもらうこと。
しかしこの二つはエージェンシーが頼むことになっている。
二つとも無事に済めば、次の段階へ進むことができる。
今後は待つ事の方が長くなるけれど、とりあえず駒を早く進めるために私たちに出来る事は、参考人へ連絡し、出来る限り早めに推薦書を書いてもらう事くらいだ。



2月に始めたこのブログ、2ヶ月弱でようやく養子縁組の申込までたどり着きました。
ここには、普段人には知られたくない心うちや私の精神的なコンディションなども書きたかったため、家族や知り合いの誰にも伝えず、私のことを知らない誰かが見つけて読んでくれればいいと、こっそりと始めました。
未だに誰も知りません。でも出来るなら、より多くの人たちの目に触れて、養子縁組について少しでも理解と関心を持ってもらえるようになればいいなと思っています。
子供嫌いで自分の子供が出来ないなら生涯子無しと決めていた私が、養子を迎え家族を持ちたいと願うようになったことを、未だに不思議にさえ思うのですが、1000人に1人でも1万人に1人でも、もっと少なくてもいいから、養子を迎えてみようかなという気持ちになるきっかけになってくれれば幸いです。日本を含め世界中でママとパパが迎えに来るのを待っている子供たちや、これから産まれて来る子が一人でも幸せになれることを願っています。
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別に何か教育的な事を書くわけでもなく、事実と胸の内を書いていくだけですが、共感下さる方は、どうぞお帰りの際にはバナーを押していって下さい。
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