国内養子縁組ワークショップ 2日目と決断

国内養子縁組のワークショップが終わった。
2日目の今日は、感情的になることが多くて、終了した後は結構くたびれた。
話をただ聞いているだけではなく、まだ心に引っかかること、不安や質問などこちらから発表する時間も随分もうけられていた。私も疑問は思い切って全てぶつけてみた。
そして最後に実際に子供を養子に出した産みの母と、養子を迎えた育ての夫婦が来て、自分たちの体験談を語ってくれた。


この2日間のワークショップで、国内養子縁組でほぼ避けて通れない産みの親との継続的な関係についての不安は大分小さくなり、逆に新しい家族関係への可能性というポジティブな面にも気がつく事ができ、良かったと思う。
おかげでどちらに進むかの迷いが無くなった。
今日一日を終え、私たちは国際養子縁組でなく、カナダ国内養子縁組の方で頑張ってみる事に決めた。
夫も私と同じ気持ちだったから余計に早く決める事ができたのだが、ワークショップの2日間の直後にはっきりと決断を出せたことに、我ながら少し驚いている。

産みの母に選んでもらえないのではないか?という不安はある。
でも、やってみなければわからない。
そして自分でも不思議なのだけれど、体外受精を止めた時のような明確さで、国内養子縁組が現時点での私たちにとっての正しい選択に感じるのだ。
体外受精は止めても絶対に後悔しないという自信があった。
でも、養子縁組は止めたら絶対に後悔すると確信している。


こんなにもはっきりと進むべき方向を決める事が出来たのだから、カナダ国内のどこかに、私たちと出会う為に産まれてくる赤ちゃんが必ずいるに違いない。
来月中には、国内養子縁組用の書類を完全に仕上げて提出したい。難関は産みの親宛の写真アルバム付きの手紙だ。
先は気が遠くなるくらい長いのかもしれない。いろいろな事で精神的にも辛くなってしまうかもしれない。
それでも、頑張ってやり遂げたい。
夫と私が出会った運命の様に、親子として結ばれる子が現れる日を信じて。


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