ついに来た！

ホーム・スタディーの書類準備は全て整っているので、ソーシャルワーカーから近いうちに連絡が入るはず、とエイジェンシーから言われて２週間。担当の人も決まっているようだったのに、全く音沙汰がないので、昨日電話ではなくメールを入れてみた。
いつも電話で対応するのは受付の若い女性で、進行状況は教えてくれるもののあまり頼りにならない。メールは、実は間違えて、国際養子縁組のワークショップを担当していた人に送ってしまったのだけれど、彼女は少し責任のある仕事をしているためか、速攻で返信してくれた。
『どうなっているのか、私は詳しくは分からないけれど、すぐに調べて連絡する。』という返事。

それから３時間ほど経って電話が鳴った。
私たちを担当するソーシャルワーカーからだった。
『バケーションに出かけていて、そのままになってしまった。待たせてしまって、大変申し訳ない』という謝罪とともに、第１回目の訪問日が決まった。なんと、結構突然の明後日。
養子縁組の為のホーム・スタディーは、ソーシャルワーカーの通常の仕事の合間を縫って行われる為、時間は夜７時。
待って待ってひと月半強、その間に２度電話をしたのにダメだったのが、尋ねる人を変えてメールを送ったらあっという間に決まってしまった。

今までは、書類作業と待つ事だけだったけれど、ついに本格的なプロセスに入る。これでようやくまた一歩前進。
ホーム・スタディ第１回目は、私たちが申込時点で提出した質問書などの書類に目を通さずに来ると言う。
書類を見ないのは、先入観を無くすためだそうだ。

どんなことを聞かれるのか、なんとなく想像はしているが、何しろ初めてのことだから、やはり少し緊張する。緊張もするけれど、必要以上に待たされたからとても楽しみでもある。
今の気持ちは、ドキドキ、ワクワク。
明日と明後日は、家の片付けと掃除をしようと思う。