次々と現れるハードル

ホーム・スタディの為の最初の連絡は、長くても申請から2週間と言われていたが、待ち日数を過ぎてもソーシャル・ワーカーからの連絡がないので、エイジェンシーへ電話をしてみた。
すると、ホーム・スタディへ正式進むには、まずエイジェンシーで公証人が私たちの申請書にサインすることになっているのだが、結婚証明書等のコピーを公証してもらった時と同様、私たちのエイジェンシーの専属公証人は育児休暇をとっているため、今回のアプリケーションは隣町の支店へ郵送された、という。その説明は受けていなかったので、ちょっと意外だったが、ここで時間のロスが生じていたようだ。
それから、私たちに確認したい事があった、ということだが、これは私たちが連絡するまで何も言ってこなかったので、遅延に関係しているのかどうかは分からない。

とりあえず今回貰えた返答は、私たちの申請書のプロセスは進行中、ということだけ。そして、それ以上のことは分からないようで、あとどのくらい待つのかという肝心な答えを得る事は出来なかった。


今週の金曜日、6月11日から末くらいまで、私たちはしばらく家を留守にするため、ソーシャル・ワーカーからの電話はその前に来て欲しいと願っているのだけれど、今日もまだ連絡はないし、残りは後2日しかない。このままだと、留守中、または帰宅後に初めての連絡ということになってしまいそうだ。
ソーシャル・ワーカーからの連絡は、メールではなく基本的に電話だそうなので、携帯電話を持っていない私たちは、11日以降は直接連絡を貰えなくなってしまう。
一応、留守になることはエージェントに知らせてはあるが、ソーシャル・ワーカーとどの程度情報交換してくれているのか、留守であることを伝えてくれているのか、ソーシャル・ワーカーがその事を念頭に置いて連絡をしてくるのか、全く分からない。

なんとなく悪い予感があって、ソーシャル・ワーカーからの連絡は結局出かけてすぐの頃に入り、そのまま返事を出来なくて、あきれられる、そして帰って来た時には大幅にスケジュールが遅れるような気がする。
どうも出だしでつまずいて以来、悪い事ばかり想像してしまう。出だしでつまずいたから、ソーシャル・ワーカーからの連絡が留守時とだぶってしまう事になり、留守だから、また大幅に遅れてしまう。


ホーム・スタディの申込をしてから、もう焦らないと決めて落ち着いたはずだったのに、再びいやな焦りの気持ちが沸き上がる。まるで障害物競走のように、一つ超えたらまた一つ、目の前に現れるハードル。子育てに比べたら、全く大したことではないのだろうけれど、進みたいのに行き先を阻まれているようで、とてもフラストレーションがたまる。
なぜスムーズに行かないのだろうか?
長期不在にぴったりと重なってしまいそうだなんて、どうして、こうタイミングが悪いんだろうか?


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